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初めてのフランス珍道中(2007.4.5 第二弾)

 シャンボール城を後にして次は「シュノンソー城」に向かいました。途中、川沿いの街で(名前忘れちゃった…)イタリアンレストランに入ったんですが、ソコの店員のおにーさんがものっすごい耳元で「ウィ、マダ~ム」とかって「囁く」もんで思わず「はわわわわ!ヽ((◎д◎ ))ゝ!ってなっちゃいましたよ!(笑)フランス人男性って皆こうなのか…!?恐るべし!(笑)でも、そこのお料理はむちゃくちゃ美味しかったですv量もとても多かったので完食はできませんでしたが、沢山食べちゃいました~♪

 

 で。その町から車で走ること約30分。シュノンソーに到着~♪このお城、代々女性が城主を務めた城で、別名「奥方の城館」と呼ばれていたそう。しかも、愛人と正妻のドロドロ愛憎劇なんかも繰り広げられちゃったらしいですが、お城自体は本当に優美でしたv

シュノンソー全景

河の上にまたがるように建てられています。空の青さと白い壁のコントラストが綺麗でしたv河が濁っているのが残念!!

シュノンソーステンドグラス

 中に入ってすぐの礼拝堂です。
シュノンソー「青い衣の女」
 礼拝堂の入り口横の壁にかかっていた絵。憂いの有る表情に一目惚れして写しましたv暗く写ってしまいましたが、実物は衣の青色が本当に綺麗でした。
シュノンソーカップボード
 地下にあるすっごく広い厨房の一角です。ランプの装飾がと~っても私好み!
シュノンソー厨房
こういうちょっとした飾り方、カントリーアンティーク好きにはたまりません。一番手前の鉄製ラックが欲しい~。


 何代にも渡って女性が城主を務めただけあって、地下の厨房は本当に立派でした。多分当時としては最新式の道具が揃っていたのではないかと…。日本語の音声ガイドを借りなかったのでよく分かりませんが、多分ワイン倉から直接パイプを通してワインを酌むために作られたと思われるハンドル式の蛇口までありました。他にも使い込まれて真ん中が磨り減っている木製の大きな調理台や、時計のはめ込まれた飴色に輝くキャビネットなど…。許されるなら持って帰りたかった…!(許されるわけが無い)

 

 このお城はシャンボールよりは小さかったですが、見ごたえは充分。城の周りに広がる庭園も綺麗でした♪(写真も撮ったんですが、ヴェルサイユに行く前にデジカメのデーターメモリーが一杯になってしまったため、消去してしまいました…うぐぐ)

とても暑かったので、お城の側のカフェで飲み物とプリンを食べました。ちょっと甘すぎましたが、滑らかで美味しかったですv

 

 この後もう一箇所お城を見ようか迷ったんですが、既に夕方になってしまったし特にどうしても見たいというわけでもなかったので止めてしまいました。(てゆーか、この二箇所でお腹一杯でした/笑)で、昨日夕食を食べたレストランの近くに気になる店があったので、そこでご飯食べようとトゥールスの町へ。

 ところが!その店、よく見たらワインバーでした…。で、他に店が無いかと歩き回りましたが、こうやって改めて探すと何故かいい店って見つからないんですよね…。特にウチの場合こうなると絶対見つからないんです。で、結局地元のマックもどきのハンバーガーショップで夕食を食べるハメに…。なんでフランスに来てこんな貧しい食事をしなきゃいけないんだろうかと、ちょっとテンション下がりましたが仕方ありません(-""-;)

 とりあえずお腹が膨れたので、てろてろ歩いて駐車場に行く途中でレストラン街発見!!(爆笑)暴れ出したくなりましたが、とりあえず抑えました。ぜーぜー。で、リベンジがてらとあるカフェでアイス(私と長女)とサラダ(ハンバーガーだけじゃ足りなかったらしい旦那と次女)を頼みましたが、アイスはゲロ甘いわ、サラダはサラダでどうすりゃこんなに不味いサラダが作れるんだっちゅーくらい不味いわでコテンパンな目に遭いつつホテルに帰還(^^;

 とりあえずこの日の夜は全員無事にシャワーを使うことが出来ました。部屋割りは部屋を交代しただけで、メンツは同じ。

旦那はロマンチックルームのベッドが寝づらいので、例のデカイ鏡のある小部屋で寝ようとしたらしいですが、長女曰く「寝始めてすぐにマジ顔で


やっぱり鏡が怖いから向こうで寝よう(((゜д゜;)))


などと言い出して元のベッドに戻った」そうです。ええい。態度デカイくせに気が小さいヤツめっ(笑)私と次女は途中で起きる事も無く、ぐっすり安眠させて頂きましたv


 これで二日目が終わり。三日目はいよいよヴェルサイユ宮殿を見に行きます!私たちの世代にとってはフランスのヴェルサイユ宮殿といえばあの名作「ヴェルサイユのばら」を連想せずにはおられません!


「オスカール!!」おすかる


 ♪く~さむらに~名も知れず~♪


・・・おっと、思わず歌い出してしまいました。失敬失敬(笑)

と、変なテンションになってしまうくらいには浮かれてました♪小学校の頃から夢見た、あの絢爛豪華な宮殿に実際に行けるなんて!!鏡の間に出るというアントワネットの幽霊にも是非お会いしたいと思いつつ、今日はココまで~。三日目も軽くアクシデントに遭ってますが、どんな内容かはまた後のお楽しみ…(誰も楽しみになんてしてないさ。ああそうさ

 

 

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Posted by Yun*ゆん
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[行ってきた♪(ドイツ国内&近隣)
初めてのフランス珍道中(2007.4.5 第一弾)

 初めてのフランスでの初めての夜は眠りが浅くて2,3時間ごとに起きてしまいましたが、この世にいないはずの方には会わずにすみました(笑)オバケだってー、よく出るっていうじゃないですかー。隣の小部屋には妙にでっかい鏡があって、トイレに行く時ソコを通らないといけないんですけどね、流石に夜中は見れませんでしたヨ。こわこわこ((>д<))

 そんなこんなで結局6時半頃には家族全員起き出して、7時半にはブレックファストルームへ。オーナーさんが出迎えてくれました。下に書きましたが、クロワッサンとママレードはとても美味しかったです。途中からちょっとご年配のカップルが。最初ご夫婦かと思ったんですが、お話してみたら古いご友人同士とのコト。

 こちらに来て驚いたことのひとつに、異性同士の友人がとても長くしかも「純粋な友人として」親密にお付き合いをしているってことがあります。20年来の友人だったり、二人で旅行に行ったり…。日本だとなんとなくそういうのってあり得ないというか…周りが変に勘繰ってダメにしちゃうことが多いと思うんですが、どうでしょうか。

 ともかく、とてもいいお友達のようでうらやましく、私もああいう付き合いが出来る男友達が欲しいなあ・・・とか思ってしまいました♪素敵な紳士の方は、もう何度もこのホテルに来ているとのコト。いろんな意味で「凄いなあ」と思ってしまった…(=◇=;)


ジャロンジェ城朝食

しつこいですが、もう一度ブレックファストルームの画像を。実際はもうちょっと暗い感じでしたが、食器はどれも清潔でしたし椅子の座り心地も良かったです(^^


 朝食を食べ終え、すぐに出発。今日の目的地はこの地域に点在するお城めぐりですvとは言っても全部は無理なので、気になるお城を二箇所だけ。もし時間があったらもう一箇所見に行く予定。

 最初に行ったのは「シャンボール城」というお城です。ホテルからは一時間半程度だったかと…。


 林の中の一本道をずーーーっと走っていくと・・・
シャンボール城1
 不意に道の果てにお城が姿を現します。この光景に我が旦那もう大感激大興奮!


「すげー!すげー!」


と一人連発していました。挙句の果てに


 「お前ら何も感じないのか!?」ヽ(`Д´)ノ


 ・・・・そうでなくて、あーたがあまりに騒ぐから何となくはしゃぐタイミングを逃しちゃったのよ!(゙ `-´)/ズビシッ

 んで、朝早かったためまだお客さんもまばらな中、相変わらず大はしゃぎな旦那を先頭にチケット買って広い敷地内を通ってお城正面へと。

シャンボール城2

こちら、お城正面です。この写真だと分かりずらいですがとても大きなお城でした。
シャンボール城5

お城の最上部です。このお城は着工から完成まで138年もかかった(1519年~1658年)そうで、この塔にガラスが入ったのは19世紀になってからだそうです。う~ん、桁違い。
シャンボール城3

 内部は華麗さと大胆さが絶妙に調和していました。この写真は中央にある二重の螺旋階段です。上がる人と下る人がすれ違わないように設計されてるそうな…。気付かんかったよ…(^^;で、真ん中でモザイクかけられているのが我がダーリンです。
シャンボール城4
これはお城の最上部から撮った写真ですが、ずーーーっと遙か彼方まで続く一本道が見えますでしょうか。遠い昔、もしかしたらここで綺麗な貴婦人が想い人の到着を待ち侘びていたのかもしれないな~なんて思ったりしたんですが、メルヘンし過ぎでしょうか(笑)


 さて。次のお城も素敵なお城でしたが、夕食作らないといけないのでまた後ほど…(笑)



Posted by Yun*ゆん
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